ジェリー、ようやく初白星=新天地でもスタイル貫く―プロ野球・オリックス



試合前の防御率は1.50。好投を続けてきたオリックスの新外国人右腕ジェリーが、ようやく初白星をつかんだ。7回4安打無失点。ウイニングボールを誇らしげに掲げた。

四回まで走者を許さず、ロッテ打線を寄せ付けない。完璧な滑り出しに見えたが、本人の手応えは逆だった。「グレードAの球がなく苦しかった」。5試合目で初めて臨んだ七回のマウンド。先頭の西川に左前打を浴びたが、ツーシームを軸に攻め、後続を断った。

通算93試合に登板した米大リーグでは主に中継ぎ。213センチの長身で、打者にとっては二階から投げ下ろされるような感覚だろう。ただ、力任せで投げるタイプではない。コースを突き、曲がりの小さな変化球でバットの芯を外す慎重さが持ち味だ。

米国の球場との違いについて聞かれると「マウンドはマウンド」。小柄な相手への対応は「打者は打者だ」。新天地でも自分の投球を貫く。

「打線も守備も、みんなで取った1勝」と仲間をたたえた。白星に恵まれなかったジェリーがついに報われ、首位オリックスは20勝に到達して貯金は今季最多の8に膨らんだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕7回無失点で来日初勝利を挙げ、ウイニングボールを手にするオリックスのジェリー=5日、京セラドーム

2026年05月05日 20時48分


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