
米国、カナダ、メキシコの共催で行われるサッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の開幕まで、11日であと1カ月。決勝が予定されるなど、開催国でも中心となる米国では祭典を迎える準備が整いつつある。大会に臨む森保一監督率いる日本代表メンバー26人は、15日に発表される。大枠は固まり、サプライズ選出の余地は少ない。けがからの復帰を目指す遠藤らの処遇が最大の焦点。
【GK・DF】
イタリアでもまれる正GK鈴木彩は別格で、国内組の大迫と早川が続く。足元の技術に不安がある谷は厳しそう。
DF陣は7~8枠か。主力に負傷者が相次ぐ中、最終ラインを支えた谷口、渡辺、鈴木淳に加え、伊藤の4人が確実。瀬古と菅原も有力だ。長期離脱からの復帰後も不安定な冨安だが、森保監督の信頼は絶大で、大会期間中の起用が見込めれば、選出されそうだ。
4月に復帰した板倉は実力十分で、高さが魅力の安藤を選ぶ可能性もある。W杯5大会出場を目指す長友、膝の負傷から復帰が遅れる町田は、選外の可能性が高い。
【MF・FW】
ボランチは鎌田と佐野海を軸に田中も続く。2月に負傷した遠藤は、W杯に間に合わせるために手術を決断。主将の立場もあって、監督が外すことは考えにくい。守田は再評価されているとの見立てもあり、残る1枠を藤田と争う。
日本が誇るアタッカー陣の伊東、三笘、堂安、中村、久保は盤石。FWもこなす前田の走力は代えが利かず、持っておきたいカードだ。最前線はこれまでの起用を見れば、上田が筆頭で、2番手が小川になるだろう。
残る攻撃陣の枠は1~2。直近の選出歴から、町野、鈴木唯、後藤、佐野航らが候補に挙がる。町野は3トップの脇(シャドー)でも持ち味を見せ、一歩リードか。鈴木唯は鎖骨骨折の影響がどう出るか。負傷を繰り返す浅野は苦しい現状だ。
サプライズがあるとすれば、塩貝、相馬、佐藤の抜てきがあるかだろう。
【時事通信社】
〔写真説明〕国際親善試合のイングランド戦での日本代表=3月、ロンドン
〔写真説明〕イングランドを破り、喜ぶ日本代表=3月、ロンドン(EPA時事)
2026年05月12日 07時18分