
日本男子ハンドボール界に新星が現れた。ドイツ人の父と日本人の母を持つ、身長193センチの松浦アルバ(18)。ドイツのクラブチームに所属する左利きの大型選手は将来性を買われ、東京都内で今月行われた日本代表の強化合宿に初めて参加した。
今回の代表合宿では最年少。的確な状況判断で才能の片りんをのぞかせ、高い打点から鋭いシュートを放った。「新しい経験がたくさんあり、数日で多くのことを学んでいる」と目を輝かせた。
日本で生まれて主にドイツで育ち、7歳の頃に競技を始めた。日本代表の試合を以前から注目しており、「プレースタイルはすごく速くて、(他国と)違う。ここ数年で本当に発展している」。所属クラブを通じて日本協会側と連絡を取り、日本代表のジェローナ監督が興味を示した。
体重82キロで、フィジカル面の伸びしろも十分。ジェローナ監督は高い潜在能力を認めており、「日本に190センチ以上で左利きの選手はほとんどいない。彼はドイツの良い競争環境にいて、質の高いトレーニングを受けている。努力次第で代表選手になれる」と期待を込めた。
8月にウズベキスタンで行われるユースのアジア選手権で、初めて日の丸を背負って国際大会に臨む可能性がある。「成長し続けて、いつか日本代表でプレーできたら。五輪は夢」。2年後のロサンゼルス五輪や、その先の大舞台を目指して前進していく。
【時事通信社】
〔写真説明〕ハンドボール男子日本代表の強化合宿に参加し、取材に応じる松浦アルバ=7日、東京都北区
〔写真説明〕ハンドボールの強化合宿で練習する松浦アルバ=7日、東京都北区
2026年05月12日 12時46分