
【パシフィックパリセーズ(米カリフォルニア州)時事】女子ゴルフのメジャー大会、全米女子オープン選手権は7日に終了し、2年連続2度目の出場だった桑木志帆は14位だった。過去最多の23人が出た日本勢で畑岡奈紗の6位に次ぐ成績。「満足している。自分を褒めたい」と言った。
岡山県出身の23歳。幼い頃からジュニア大会などで面識があった同郷の渋野日向子の背中を追ってきた。2019年に渋野がAIG全英女子オープンを制し、地元を沸かせた光景は記憶に残る。世界の舞台を駆け上がる「お姉ちゃん」のような存在が道しるべだった。
今大会で渋野は第3ラウンド半ばまで優勝争いに加わった。その姿に桑木は「私も頑張って上位で戦いたい」と刺激を受けた。ティーショットが乱れても、アプローチやパットで補う。通算1アンダーにまとめ、「全体のバランスが整ってきた」と手応えを口にした。
国内では24年に3勝。早期の米ツアー参戦も視野に入れていたが、昨年の予選会への出場を見送った。不調だったこともあり、国内で経験を積む道を選択。昨年は56位だった全米女子オープンで成長を示し、「去年は歯が立たずボコボコにされたけど、これからにつながる」と納得顔だ。
渋野は「妹みたいに思っていた子が、今は同じような舞台で戦っている。一緒に戦えていることが自分のモチベーションにもなっている」と言う。渋野が歩んできた道をたどり、桑木は本場でも通用することを証明した。互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら、高みを求める。
【時事通信社】
〔写真説明〕最終ラウンド、1番グリーンでの桑木志帆=7日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ(AFP時事)
2026年06月08日 20時30分