所岳澄、収穫多き大舞台=競技歴10カ月、頂上決戦を経験―カーリング男子



14日まで横浜市で行われたカーリングの日本選手権で、男子のロコ・ソラーレは2年連続で準優勝だった。リードの所岳澄(24)は本格的な競技歴が10カ月ながら日本一を懸けた決勝の舞台を経験。「すべてが自分の糧になる」と話し、今後に生きる収穫を得た様子だった。

カーリングが盛んな北海道北見市常呂町の出身で、小学生の頃にジュニアチームに所属。高校ではスピードスケートに打ち込み、進学した日体大でも競技を続けた。大学卒業後に特別支援学校の教員として道内で働いていたところ、同郷の幼なじみのスキップ前田拓海から熱心に誘われ、チームに加わることになった。

下半身強化に重点を置くスケートとは違い、カーリングではスイープ力につながる上半身の鍛錬が大事で、「体を一からつくり直した」。ベンチプレスなどのトレーニングを重ね、体重は昨夏から約9キロ増加した。当初は「安定したフォームで、同じ力で投げるのが難しかった」が、五輪のメダルに輝いた女子のメンバーと練習して助言を受け、技術を磨いた。

迎えた日本選手権。緊迫の展開となったSC軽井沢クとの決勝では、第1エンドから試合を上手に組み立て、拳を握る場面も。惜しくも1点差で敗れたが、「今大会で一番いいショット」との手応えがあった。

明るさを絶やさずプレーする姿には、同僚の前田拓海が「岳澄の雰囲気を変えるチームづくりに助けられた」と語った。所自身は「勝ちたい気持ちが強く芽生えた」。五輪出場を目標に、向上心をみなぎらせた。

【時事通信社】 〔写真説明〕カーリング日本選手権男子決勝でストーンを放つロコ・ソラーレの所=14日、横浜BUNTAI 〔写真説明〕カーリング日本選手権男子でSC軽井沢クジュニアに勝利し、喜ぶロコ・ソラーレの選手=13日、横浜BUNTAI

2026年06月20日 07時11分


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