
サッカーのワールドカップ(W杯)で、日本が1次リーグF組の第2戦で対戦するチュニジアが、初戦のスウェーデン戦後に監督交代に踏み切った。W杯期間中の異例の交代劇の効果はいかに。
チュニジアはスウェーデンに1―5と大敗。大会直前の強化試合に続いて守備が崩壊し、ラムシ前監督が解任された。後任はフランス出身の経験豊富なルナール氏。大会規定では、選手はけがや病気の場合に限り初戦の24時間前まで入れ替えができるが、監督には特に制限がない。
監督が代わることにより、チームの士気が高まることはあるだろう。また戦術変更などで対戦相手が混乱する可能性はあるが、効果は未知数。むしろ、準備不足などデメリットの方が多いだろう。
ロイター通信によると、W杯大会期間中の監督交代は過去に4例ある。1998年フランス大会ではサウジアラビア、韓国、チュニジアの3チームが入れ替えを行った。3チームとも2連敗で1次リーグ敗退が決まった後の監督人事であり、最終戦はいずれも引き分けた。
電撃人事を敢行したチュニジア。ここから立て直すことができるのだろうか。
【時事通信社】
〔写真説明〕スウェーデン戦で試合を見詰めるチュニジアのラムシ監督(当時)=14日、メキシコ・モンテレイ
2026年06月20日 14時34分