
1次リーグの第2戦には苦い記憶がある。「彼らは死に物狂いで戦ってくる。受け身にならず、相手よりも強い気持ちを持って」。日本の森保監督は、自らを戒めるように表情を引き締めた。
前回カタール大会の第2戦は、コスタリカのしたたかな戦いぶりに苦杯を喫した。初戦で日本はドイツを撃破し、コスタリカはスペインに大敗して迎えた試合だった。
今回も似た状況となる。チュニジアはスウェーデン戦で惨敗。中3日だった前回大会に比べ、今回は中5日。主力を続けて先発させることができる違いはあるが、「結果を持って経験を生かせるように」と強調した。
相手はW杯中には異例の監督交代に踏み切った。「スウェーデン戦のチュニジアではない」と警戒を怠らない。日本戦には全てをぶつけてくるはず。今大会は各組3位でも決勝トーナメント進出の可能性がある。最終戦の相手は強豪オランダということもあり、勝ち点3を狙ってくるはずだ。
まとわりつくような蒸し暑さも敵となる。日本はモンテレイで事前合宿を行ったが、相手は当地をW杯中の拠点としており、第1戦も同じ会場で戦った。「局面、局面で厳しい戦いになる」。簡単な一戦にはならない。
【時事通信社】
〔写真説明〕チュニジア戦を翌日に控え試合会場を確認する森保監督=19日、メキシコ・モンテレイ
2026年06月20日 14時35分