
広島の小園が勝負強い打撃を見せた。0―0の五回2死一、二塁。フルカウントからの直球に鋭く反応し、左翼線を破る2点二塁打。これが決勝打となり、「全部(の球種に)対応できるように待っていた。コンパクトに打ち返すことができた」と胸を張った。
今季初めて5番で先発出場し、2安打、2四死球と全4打席で出塁した。投手陣は、小園がたたき出した2点を守り切って1点差で勝利。中軸にふさわしい結果を残した。
昨季の首位打者は、6月に入っても打率2割台前半と不振が続いていた。19日には遊撃守備でミスがあり、翌20日はベンチスタート。しかし、その試合は代打で勝利に貢献する2ランを放った。確実に調子は上向いている。
小園は、まだ満足していない様子で「切り替えて頑張る」と言葉少な。ただ、新井監督は「だんだんと彼らしくなってきたかな」と復調の気配を感じ取った。ここまで苦しんだ時間を糧にできれば、昨季の輝きは戻るだろう。
【時事通信社】
〔写真説明〕5回、先制の2点二塁打を放つ、広島の小園=21日、神宮
2026年06月21日 19時07分