ピンチの後にチャンスあり=ソフトバンク、隙逃さず―プロ野球



堅実に攻め、相手の隙は見逃さない。ソフトバンクの強さが詰まった1勝だった。小久保監督は「相手が好機を逃し、エラーと四球があった。手堅くいこうと思っていた」。試合の流れを見極めての勝利に、力強くうなずいた。

2―2の六回、先発の前田純が3連打で1死満塁のピンチを招いて降板。代わってマウンドに上がったルーキーの鈴木豪が強心臓ぶりを示した。若月を1球で併殺に打ち取り、この回を無失点。嫌な流れを一瞬で断ち切った。

ピンチをしのいだ後にはチャンスが来る。直後の攻撃は敵失、四球で無死一、二塁とすると、今宮が送りバント。相手内野陣は併殺を狙う守備シフトで、一塁手と三塁手がプレッシャーをかけてきたが、きっちりと決めた。9番庄子が決勝適時打を放ち、「先輩方がつくったチャンスを絶対に生かすという気持ちだった」と汗をぬぐった。

今季は苦手としていたオリックスに、初めてカード勝ち越し。首位西武に1.5ゲーム差に迫った。指揮官は「まだまだ、シーズンは半分も終わっていない」と首を振ったが、背中がはっきりと見えてきた。

【時事通信社】 〔写真説明〕6回、勝ち越しの2点適時打を放つソフトバンクの庄子=25日、みずほPayPay 〔写真説明〕6回、勝ち越しの2点適時打を放ち、ガッツポーズするソフトバンクの庄子=25日、みずほPayPay

2026年06月25日 22時50分


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