
【マイアミ時事】レッドカードを巡る処遇について、国際サッカー連盟(FIFA)に厳しい目が向けられている。危険なタックルによりイングランド代表のDFクアンサーに2試合の出場停止処分を科したFIFAの決定に対し、元国際審判員は「整合性がない」と主張した。ロイター通信が9日に伝えた。
異議を唱えたのは2002年から16年間、国際審判を務めたヨナス・エリクソン氏。米国代表のFWバログンが退場となった行為が、足裏を見せる「著しく不正なプレー」と同等だった点に触れ、同じ出場停止処分が科されるべきとの見解を示した。
トランプ米大統領が処分見直しを求めたバログンは、1試合の出場停止処分が1年間執行猶予となった一方、クアンサーは2試合の出場停止に。同氏は「誰もが審判に求めているのは、常に一貫性があることだ」と疑問を呈した。
競技の根幹を揺るがす今回の事態。日本の元国際審判員もバログンの処遇について、「意図がなくても足裏で踏んでしまったのはレッドカードの対象。判定は正しく、理解に苦しむ」と首をかしげた。
【時事通信社】
〔写真説明〕決勝トーナメント2回戦のメキシコ戦、レッドカードを受けるイングランドのクアンサー(右)=5日、メキシコ市(AFP時事)
〔写真説明〕決勝トーナメント1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦、相手の足を踏む米国のバログン(右)。この行為で一発退場となった=1日、サンフランシスコ(AFP時事)
2026年07月10日 16時23分