
明治安田J1リーグは、開催時期を移行して最初のシーズンが開幕する。7日に横浜M―鹿島、G大阪―浦和の2試合で始まり、来年6月の最終節まで熱戦が繰り広げられる。
2025年シーズンに9季ぶりの王座奪還を果たした鹿島は、百年構想リーグでも2位に入り、強さを示した。ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の日本代表GK早川ら戦力は充実し、今季も優勝争いの軸となりそうだ。懸念材料は両サイドバック。右の濃野が海外移籍し、左の安西は長期離脱する見込み。攻守を安定させるため、整備が必要となる。
対抗馬となるのが、百年構想リーグ優勝の神戸と広島、町田。神戸は大迫、武藤らの前線に加わったアンデルソンロペスの得点力を、どのように生かせるかがカギとなる。広島は百年構想リーグ終盤にパスをつなぐスタイルの完成度が高まった。町田はアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準優勝で得た自信をリーグ戦につなげられるか。
昨季2位の柏、3位の京都は百年構想リーグでの低迷から立て直しを図る。G大阪は前監督が突然退任した。明神新監督の下で、どこまで戦術を浸透させられるか。この3クラブと鹿島、神戸、町田はACLも戦う厳しい日程となり、選手層の厚みが求められる。
巻き返しを期す浦和はチョウ貴裁監督、横浜Mはコリカ監督を迎えた。マチン新監督のC大阪、攻撃力の高いF東京、ペトロビッチ監督の名古屋は、百年構想リーグで上位に進出した戦いぶりをリーグ戦にも生かせるか。J1初挑戦となる水戸、17年ぶり復帰の千葉は苦戦を強いられそうだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕昨季優勝を果たした鹿島の選手ら=2025年12月6日、メルスタ
2026年08月06日 07時08分