
2日まで東京都内で行われたラクロスの女子世界選手権で、日本は準々決勝で敗れて7位だった。大会前から注目されたサッカー元日本代表の中沢佑二さんの娘、こころ、ねがい姉妹は前評判通りの活躍。姉こころはチーム最多13得点をマークし、妹ねがいも攻守の切り替えで役割を全うした。それでも、目標だった4強には届かなかった。
姉こころは執拗(しつよう)なマークを受けた。得点源を生かそうとした日本は攻撃の組み立てに苦しみ、「私がどうマークをはがすか。シャットされていても点が入りやすくするためにはチームのレベルアップも必要」。課題が残った。
前回大会5位から順位を落としたが、それでも29年ぶりの国内開催で会場には多くのファンが詰めかけた。大井ホッケー競技場で行われたカナダとの準々決勝は3037人を記録。2日にはファンと日本代表の交流イベントも行われ、ねがいは「自分たちの試合を見て、ラクロスを始めたいと言っていた子もいた。ラクロス界にとって第一歩なのかな」と語った。
6人制で行われる2028年ロサンゼルス五輪の出場枠を争う世界選手権を来年に控える。こころは五輪への戦いに向けて「チームとして攻めの引き出しを増やせれば」と話し、ねがいは「(今大会で)7位に下がったことは受け止めて、世界大会や五輪につながれば」と飛躍を誓った。
【時事通信社】
〔写真説明〕ラクロス女子の世界選手権1次リーグでチェコに勝ち、笑顔を見せる中沢こころ(左)、ねがい姉妹=7月24日、東京・大井ホッケー競技場
2026年08月09日 07時07分