
九回、左翼手からの返球がミットに収まる前に二塁走者は本塁を陥れていた。サヨナラ負け。明徳義塾の捕手、里山はグラウンドに膝をついたまま、しばらく動くことができなかった。
攻守に存在感を示した。4番打者として一回に先制打を放つと、守備でも奮闘。五回には完璧な送球で二盗を阻止し、2死からは目の前に転がった難しいバウンドのゴロを軽快に処理した。
「強い者が勝つのではなく、勝った者が強い」との寸言をモットーとする。初戦敗退は受け入れ難いはずだが、最後の甲子園で非凡さは見せつけた。
【時事通信社】
〔写真説明〕1回表明徳義塾2死二塁、里山が先制の適時打を放つ=10日、甲子園
2026年08月10日 14時06分