
2028年ロサンゼルス五輪で初実施されるフラッグフットボールの世界選手権が、13日にドイツのデュッセルドルフで開幕する。大会は五輪予選を兼ね、開催国の米国を除いた上位2チームが五輪出場権を得る。全競技を通じて、日本勢のロス切符獲得第1号となる可能性もある。
フラッグフットボールはアメリカンフットボールから派生した競技。2年前の前回大会で3位に入った女子の日本は、現在世界ランキング5位につける。米国の大学でプレーするQB磐田千紘ら競技経験の長い選手に加えて、バスケットボールやサッカーから転向した選手が新たに入り、チームを底上げしてきた。守備を担う仲埜心葉は高校まで陸上短距離で活躍。「直線的に走る役割は自分にぴったり。陸上の経験が生きている」と話す。
体格では海外勢に分がある中で、日本はプレーの精度とスピードを強みとする。強化合宿では基礎練習を重ね、延原典和監督は「守備の基礎的な技術は世界のトップレベルにもってこられている」と成長を口にする。
大会は男女とも4組に分かれて1次リーグを争い、各組2位以内が準々決勝に進む。日本はD組の女子がブラジル、パナマ、カナダと対戦。B組の男子は、ナイジェリアが出場を取りやめたため初戦は不戦勝となり、カナダ、オーストリアと顔を合わせる。
【時事通信社】
〔写真説明〕練習するフラッグフットボール女子日本代表。守備側の選手はタックルの代わりに腰に着けたフラッグを狙う=7月26日、東京都調布市
2026年08月12日 20時34分