
ヤクルトの4年目、西村が見事な一発を放った。1点を先制された直後の一回裏1死。3ボール1ストライクから、156キロの直球を捉えると打球は右翼スタンドへ。「思い切って打ちにいった」。今季の被本塁打がわずか3本だった高橋宏から、プロ初アーチを打った。
京都外大西高からドラフト2位で2023年に入団。今季はファームにいた5月ごろ、打撃が「自分の中で訳が分からなくなった」。朝の練習で川端2軍打撃コーチから指導を受け、フォームを何度も見直した。グリップの位置を高く上げるなどして改良し、手応えをつかむと8月2日に1軍に昇格。今季初スタメンとなった同12日から4試合連続で複数安打をマークし、存在感を示していた。
背番号36。通算304本塁打の池山監督が若手の時期と現役晩年に背負った番号だ。指揮官が「36は元から打つバッター。そうなってもらいたい」と期待を込めれば、西村は「まずは池山監督に追い付けるように、そして越せるように頑張りたい」。その第一歩となる本塁打になった。
【時事通信社】
〔写真説明〕1回、ソロ本塁打を放つヤクルトの西村=4日、神宮
2026年09月04日 20時41分