
オリックスはリードを2度許しても追い付き、延長十回サヨナラ勝ち。遠くにかすむクライマックスシリーズへの思いが、諦めない姿勢を生み出した。
1死満塁で勝負を決めたのは、前の5打席で凡退の太田。九回に送りバントを失敗していた3番打者は「死ぬ気で決めたろうと思っていた」。初球に食らい付くと、打球は大きく弾んで三塁手の頭を越えた。サヨナラ打となっても太田に笑顔はなく、興奮冷めやらぬ様子でヘルメットをたたき付けた。汚名返上への鬼気迫る思いを、一振りに込めていた。
3位との差は依然として大きく、「負けられる試合はない」と気を引き締めた太田。久しぶりの連勝に浮かれていられるほど、チームが置かれた状況は甘くない。
【時事通信社】
〔写真説明〕延長10回、サヨナラ打を放ち、喜ぶオリックスの太田=5日、京セラドーム
2026年09月05日 19時55分