
大相撲秋場所は13日に東京・両国国技館で初日を迎える。横綱豊昇龍が休場する中、霧島が7月の名古屋場所に続いて横綱昇進に挑戦。左肩負傷の影響による不振からの脱却を期す横綱大の里、大関昇進が懸かる熱海富士にも注目が集まる。
霧島は「いつもの僕のやり方」と従来通りに豊富な稽古で体を仕上げてきた。9人の関取が在籍する伊勢ケ浜部屋に出向くなどして鍛錬。「一番一番が大事。あまり考え過ぎないように」。気負うことなく、2場所連続でわずかに届かなかった賜杯獲得を見据える。
大の里は、4日の稽古総見では精彩を欠いたものの、7日にあった二所ノ関一門の連合稽古では復調を感じさせる力強い取り口を披露。昨年の秋場所を最後に賜杯から遠ざかっているだけに「久々に優勝したい。一日一日を大切にやっていけば、何かが起きると思う」と力を込める。
名古屋場所で優勝同点だった熱海富士は稽古総見で横綱、大関との申し合いに入って奮闘。見守った八角理事長(元横綱北勝海)は「前に出る馬力がある。力がついている」と評価している。
先場所覇者の大関安青錦は関取衆と手合わせをしなかった。左足の状態はやや気がかりだが、「出るには優勝を目指す」と気合十分。大関琴桜も意地を見せたいところ。新関脇藤ノ川、新小結伯乃富士ら若き精鋭も主役の座を狙っている。
【時事通信社】
〔写真説明〕横綱審議委員による稽古総見で手合わせする大の里(右)と霧島=4日、東京・両国国技館
2026年09月11日 15時35分