伝統のカブス、ファン魅了=熱量「たまんない」―ミュージシャンMOBYさん・米大リーグ



米大リーグでシカゴを本拠地とするカブスは、150年の歴史と古色蒼然(そうぜん)とした球場、熱心なファンを抱える人気チーム。今永昇太投手や鈴木誠也外野手がプレーするカブスの魅力について、音楽バンド「SCOOBIE

DO(スクービードゥー)」のメンバーで大リーグ解説者のオカモト“MOBY”タクヤさんに聞いた。

本拠地リグリー・フィールドは1914年に建てられ、ツタが張り巡らされたフェンスや旧式スコアボードが名物。30年以上前に訪れて以来のファンというMOBYさんは「住宅街の中にどかんとある。街に溶け込んでいるチーム」と語る。

「フレンドリー・コンファインズ」と称される球場は雰囲気が良く、「選手との(心理的な)距離が近い」と感じるという。「誰の号令もなく、三振を取ってくれとか、打ってくれという時にみんなが一斉に立ち上がる。あれがたまんない」とファンの熱量を強調する。

大リーグの試合には、七回表終了後の「セブンス・イニング・ストレッチ」で「私を野球に連れてって」を歌う習慣がある。リグリーでは有名人などのゲストがマイクを握って周囲を先導するのが伝統。プロのミュージシャンとしての経歴が長いMOBYさんは「いつかやってみたい」と憧れている。

つい最近シカゴを訪れた際には、今季既に40本塁打と30盗塁をクリアし、リーグ最優秀選手の候補に挙がるピート・クロウアームストロング外野手に観客席から「MVPコール」が送られていた。「うちのチームの一番やべえやつという感じ。ホームランを打っても三振してもバットを投げる。感情をあまり抑えないのが正直で」。名前の頭文字である「PCA」として日本でも知名度が高まってきたスターの様子を、そう口にした。

今季のカブスはプレーオフ進出が有望。2016年、長い低迷期を経て108年ぶりに制したワールドシリーズを現地で観戦したMOBYさんは「今年はチャンスがあると思う」と期待している。

【時事通信社】 〔写真説明〕音楽バンド、スクービードゥーのメンバーで大リーグ解説者のオカモト“MOBY”タクヤさん(本人提供) 〔写真説明〕本塁打を放ったカブスのクロウアームストロング=8月17日、シカゴ(AFP時事) 〔写真説明〕カブスの本拠地リグリー・フィールドの様子=8月4日、シカゴ(AFP時事) 〔写真説明〕リグリー・フィールドでの鈴木(右)とクロウアームストロング=2025年9月、シカゴ(AFP時事)

2026年09月12日 08時46分


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