
経験豊富なベテランが久しぶりに東京ドームを沸かせた。巨人の田中将が本拠地で今季初勝利。「残り試合が少ない中で大切な登板だった。何とかいい仕事ができたらという思いで投げていた」。優勝争いの中、大事な試合で5月1日以来の白星をつかんだ。
2週間ぶりの1軍マウンドで、7回4安打1失点の好投。15安打14得点と爆発した打線の援護を背に、三回に1点を失ったものの危なげない内容だった。102球を投げて最少失点。橋上監督代行は「先発としての役割をしっかり果たしてくれた」とたたえた。
白星から遠ざかっていた約4カ月半、田中将は試行錯誤を重ねた。マウンドの傾斜を意識した練習で投球感覚を磨いてきたという。「とにかく状態を上げるために練習するしかなかった」。これで日米通算204勝。広島、ヤンキースなどで活躍した黒田博樹を抜き、日米通算勝利数で単独2位となった。
阪神とのマッチレースとなったシーズン最終盤。「これで喜んではいけない。今後もいい結果が出せるように準備するだけ」。37歳は強い決意を示した。
【時事通信社】
〔写真説明〕中日に勝ち、笑顔で場内を一周する巨人先発の田中将=19日、東京ドーム
〔写真説明〕中日に勝ち、喜ぶ巨人先発の田中将(中央)ら=19日、東京ドーム
2026年09月19日 19時30分