
昨季の年間女王は、厳しい場面で強さを発揮した。佐久間がプレーオフにもつれ込んだ神谷との競り合いを制し、「ひやひや、どきどきしながらも、一打一打集中してプレーできた。緊張はあったが、その緊張感が楽しかった」。重圧をプラスに変える勝者のメンタルが備わっていた。
5番でイーグルを奪って首位に立ち、前半に六つ伸ばした。11番で4打差をつけながらも、すんなりとはいかない。14番でボギーをたたき、15番は第2打を池に入れるピンチ。4打目を約6メートルにつけてパーセーブし、「攻めた結果なので割り切り、パーパットをしっかり決める」。ミスを引きずらなかった。
その後もパーでしのぎ、17番で追い付かれたものの、プレーオフは1ホール目でパーセーブ。第2打が池につかまった神谷を振り切った。
今季は開幕戦で優勝した後、遠かった2勝目を8月に手にした。自信を取り戻すきっかけとなり、「ニトリの優勝が本当に大きい」。3戦後に初めてプレーオフで勝ち、2週後の日本女子オープンに向けても弾みをつけた。「メジャーを勝ちたいし、勝てば年間女王も見えてくると思う」。言葉に力がこもった。
【時事通信社】
〔写真説明〕優勝を決め、喜ぶ佐久間朱莉=20日、愛知・新南愛知CC美浜
2026年09月20日 18時28分