
勝負どころで、また輝いた。重苦しい展開の接戦で、巨人の泉口が価値ある逆転打。「チャンスだったので、打ててほっとした」。1点差の試合を制して3連勝とすると、東京ドームのスタンドが大いに沸いた。
1―2の七回、1死から佐々木、代打丸、松本が四球を選び満塁に。次の吉川の二ゴロで三塁走者が本塁封殺となったが、一塁へのヘッドスライディングで併殺を阻止。吉川が執念の走塁でつなぎ、打席には泉口が立った。
制球に苦しむヤクルトの阪口に対し、ボールを見極めてフルカウントまで粘る。そして8球目の甘い直球を左中間へ運び、逆転の2点二塁打。塁上でガッツポーズを繰り出した。18日にサヨナラ2ラン、19日も3安打3打点と、最近の好調ぶりを改めて示す快打。「特に意識していることはないが、結果を出すために準備をして、試合に入っている」。表情に充実感をにじませた。
阪神と優勝を激しく争う終盤戦。「一日一日、全力で戦っていくだけ」。橋上監督代行も「残り試合、さらに彼の活躍に期待したい」と言った。27歳の左打者がチームに勢いを与えている。
【時事通信社】
〔写真説明〕7回、逆転の2点二塁打を放つ巨人の泉口=20日、東京ドーム
2026年09月20日 19時29分