「お家芸」で屈辱の5位=日本男子、走力に課題―アジア大会・陸上400リレー



愛知・名古屋アジア大会の陸上男子400メートルリレーで、日本は4大会ぶりに表彰台を逃した。世界大会で活躍してきた「お家芸」で、屈辱の5位。個の地力不足という課題を突き付けられた。

28日の決勝は1走の多田から小室へのバトンパスが詰まって流れに乗れず、3走の桐生も巻き返せない。アンカーの小池はタイ選手にかわされた。日本記録から1秒14も遅い38秒57。優勝した中国とは0秒40差で、2大会ぶりの王座は遠かった。

2016年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得し、長年チームをけん引してきた桐生は、苦しい胸中を明かす。「みんな金メダルを取りたいと言いながらも不安があっただろうし、本当に取れるのかという気持ちがどこかで選手、スタッフにあったと思う。自信を取り戻さないと駄目」

今夏から従来の「アンダーハンドパス」ではなく、走者間の距離を長く取れる「オーバーハンドパス」を四半世紀ぶりに導入。しかし、日本の武器である流れるようなバトンワークは発揮できなかった。桐生は「走力で何とかならなきゃいけない。どれだけバトンミスをしてもメダルを取れるくらいに」と指摘する。

21年以降は世界選手権や五輪でメダルから遠ざかっている。20歳の小室は「個人の走りを見直さないといけない。またこの舞台に戻ってきて、リベンジを果たしたい」と誓った。

【時事通信社】 〔写真説明〕陸上男子400メートルリレー決勝を5位で終え、引き揚げる桐生祥秀(手前)ら日本チーム=28日、愛知・パロマ瑞穂スタジアム 〔写真説明〕陸上男子400メートルリレー決勝、第4走者の小池祐貴(右から4人目)にバトンを渡し、声を上げる第3走者の桐生祥秀(同3人目)=28日、愛知・パロマ瑞穂スタジアム

2026年09月30日 07時04分


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