パワー全開、増す存在感=日本代表ガンター、雪辱のW杯へ―ラグビーW杯まで1年



世界の強豪相手に、引けを取らない力を付けつつある日本のFW陣。その中でも傑出した存在感を示しているのが、フランカーのベン・ガンター(28)=埼玉=だ。「日本代表の一員でいられることが誇り」。今年は9月までのテストマッチ全8試合に先発出場し、チームを支えている。

広い肩幅が際立つ屈強な体。それを生かしたタックルが最大の武器で「けがをするリスクは分かっているが、僕がチームにもたらせるのは、ビッグタックルで相手をつぶすこと」。相手を地面になぎ倒す瞬間、衝突音が聞こえてきそうなほど。パワフルな防御で何度も客席を沸かせている。

今季は攻撃面でも目を引く。ボールを持つと真っすぐに相手防御へ食い込み、チームに推進力を与える。「エディー(ジョーンズHC)から、ワールドクラスの選手になるならディフェンス以外もできるようにと言われている」。7月のイタリア戦、9月のフィジー戦ではゴール前でタックルを受けながらも前進してトライ。格上を破った2試合でいずれもマンオブザマッチに選ばれたのは、攻防両面での貢献が評価されたからだ。

タイ出身でオーストラリア育ち。「豪州で日本代表として試合ができるのは、すごくうれしいこと」と話す。前回23年のW杯はメンバー入りしながら出場機会はなかった。雪辱の思いも原動力に、故郷で勇姿を見せる決意だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕オーストラリア戦で突進するガンター(右)=8月15日、オーストラリア・タウンズビル(EPA時事)

2026年10月02日 07時06分


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