
【バクー時事】柔道の世界選手権は4~11日にアゼルバイジャンのバクーで開催される。今大会の成績によって得られる世界ランキングポイントは、2年後のロサンゼルス五輪の出場枠やシード権につながる。日本勢は男女各7階級に計18人が出場する。
男子は66キロ級で五輪連覇中の阿部一二三(パーク24)が、日本男子最多となる5度目の優勝に挑む。昨年の前回大会では同級個人戦で6年ぶりの黒星を喫し3位。「今年は勝負の年。持っているものを100%出す」と意気込む。前回王者の武岡毅(同)は昨年12月のグランドスラム(GS)東京で阿部一との直接対決に惜敗。連覇を果たし、存在感を示したい。
90キロ級は村尾三四郎(JESエレベーター)が連覇を目指す。2024年大会覇者で、今回も代表入りした田嶋剛希(パーク24)に前回決勝、GS東京決勝で勝利。今年4月の全日本選手権決勝では不覚を取っただけに、今大会で明確な差をつけたいところだ。
前回大会は全階級でメダルを獲得した女子は、連覇が懸かる3人に注目。52キロ級の阿部詩(パーク24)は「一戦一戦集中して、大事に戦いたい」と闘志を燃やす。18年に18歳で初めて世界女王に輝いた思い出の地で、6度目の頂点を目指す。
63キロ級の嘉重春樺(ブイ・テクノロジー)は24年の国際大会デビューから無敗を継続。得意の寝技だけでなく立ち技にも磨きをかけ、盤石の構えで臨む。70キロ級の田中志歩(JR東日本)はスケールの大きい柔道を目指し、技の威力を強化してきた。
混合団体は前回大会で8連覇を逃しており、雪辱を期す機会になる。
【時事通信社】
〔写真説明〕グランドスラム東京大会、男子66キロ級準決勝で戦う阿部一二三(上)と武岡毅=2025年12月、東京体育館
〔写真説明〕柔道のグランドスラム大会で優勝し、表彰式に臨む阿部詩=6月19日、ウランバートル(AFP時事)
〔写真説明〕男子の全日本選手権決勝で戦う村尾三四郎(左)と田嶋剛希=4月26日、東京・日本武道館
2026年10月02日 07時05分