武豊、縁深い人馬と挑戦=日本馬2頭、悲願なるか―競馬凱旋門賞



競馬の世界最高峰レースの一つ、第105回凱旋(がいせん)門賞(GI)は4日、フランス・パリロンシャン競馬場の芝2400メートルコースで行われる。日本調教馬はこれまで延べ38頭が出走して4度の2着が最高。今年は武豊が騎乗するメイショウタバル、アドマイヤテラの2頭が悲願達成に挑む。

デビュー40年目の武にとって12度目の凱旋門賞は縁深い人馬での挑戦となる。「メイショウ」の冠名で知られ、昨年8月に死去した馬主の松本好雄さんとは、父の邦彦さんの時代から懇意で、自身も2010年の落馬事故もあって騎乗依頼を減らした苦境を支えてくれた一人。石橋守調教師とも付き合いは古く、絆は強固だ。

メイショウタバルは先行力と粘り強さが武器。発走前に豪雨に見舞われ、タフなレースとなった6月の宝塚記念(GI)で連覇を果たすなど、渋った馬場で5戦4勝と好成績を残している。多くの日本馬が苦しめられてきたパワーが必要な欧州独特の芝への不安も少なそうだ。

アドマイヤテラは3000メートル以上の長距離レースで力を示し、スタミナ豊富。20年のソットサスなどで凱旋門賞を2勝し、日本にもなじみのあるクリスチャン・デムーロとのコンビで一発を狙う。

海外馬は史上8頭目の連覇を狙うダリズ(フランス)や、今年に入ってGI2勝のカルパナ(英国)などが有力。日本勢は並み居る強豪を撃破し、歴史の扉をこじ開けられるか。

【時事通信社】 〔写真説明〕第67回宝塚記念を制した武豊騎乗のメイショウタバル=6月14日、兵庫・阪神競馬場

2026年10月02日 12時40分


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