関学大の大塚は大忙し=代表戦8日後、母校でプレー―ラグビー



ラグビー日本代表で、22歳のプロップ大塚壮二郎に休養期間はほとんどない。フィジーを破ったパシフィック・ネーションズカップ(PNC)決勝から8日後の9月27日、所属する関学大のジャージーを着て関西大学Aリーグ第2節に出場した。

グラウンドに立ったのは3―7の前半37分。先発選手の負傷で予定より早く出たが、「準備はできていた」。防御でフィジカルの強さを発揮。ゴール前でFWのサイド攻撃を重ねる関大に対して体を張って守り、トライを許さずハーフタイムを迎えた。スクラムでも違いを見せたが、結果は10点差の惜敗。久しぶりに関学大で戦った大塚は「何か緊張した」。国際大会とは違った重圧があったようだ。

PNCでは明大のSO伊藤龍之介も活躍。関東対抗戦の明大はライバルの帝京大、早大とは11、12月に対戦するため、伊藤は大学合流を急ぐ必要はない。しかし、関学大は上位進出のためには、実力が近い相手と当たるリーグ戦序盤が重要。大塚はフィジー戦の翌日、関学大の小樋山樹監督から電話で起用が伝えられた。

昨季は右プロップだったが、監督は日本代表でプレーした左で使う方針。大塚が出場できる試合でどれだけ白星を重ねられるかが、チーム浮沈のカギを握る。

付属高校から進学した大塚にとって、4年生の今季は特別なシーズン。「7年やってきている。このメンバーで、できるだけ長く一緒にラグビーがしたい」。来秋のワールドカップ(W杯)オーストラリア大会出場もにらみながら、母校の大学選手権進出へ力を尽くすつもりだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕ファンの子供らに囲まれるラグビー日本代表の大塚壮二郎=9月27日、大津市皇子山総合運動公園陸上競技場 〔写真説明〕マオリ・オールブラックス戦の後半、相手選手にタックルする大塚(右)=6月27日、愛知・パロマ瑞穂スタジアム

2026年10月02日 14時31分


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