
今大会から採用されたバーチャルテコンドー。上位進出を期待された鈴木颯(KSS)は準々決勝でフィリピン選手に惨敗し、「緊張もあった。機械に対応するのが遅かった」。涙をこらえ切れなかった。
体に付けたセンサーと連動するアバター(分身)同士が仮想空間の中で対戦。蹴り技の速さや当たった場所により、与えるダメージが異なる。体格や性別の違いを問わないのがバーチャルならではの特徴だ。
全日本学生選手権優勝の実績もある鈴木だが、病気の影響で大学時代に競技から離れた。指導者の道を歩んでいたところ、「これだったらできるんじゃないか」というバーチャルテコンドーと出合った。今や国内トップクラスの実力を誇る25歳。「面白く、多様性がある。できる限り続けて成績を残したい」と思いを強くした。
【時事通信社】
〔写真説明〕バーチャルテコンドー1回戦、対戦する鈴木颯(右)と中島美鳳=2日、愛知・豊橋市総合体育館
〔写真説明〕愛知・豊橋市総合体育館で行われた今大会から採用されたバーチャルテコンドー=2日
〔写真説明〕バーチャルテコンドー1回戦、対戦する鈴木颯(奥)と中島美鳳=2日、愛知・豊橋市総合体育館
2026年10月02日 19時27分