岩貞、笑顔で現役に幕=同期梅野のミットめがけ―プロ野球・阪神



満員のファンから盛大に見送られ、笑顔で現役生活に幕を閉じた。阪神の岩貞が打者1人を抑え、有終の美を飾った。引退セレモニーでは「13年間、このユニホームを着てプレーできたことは何にも変えられない幸せ」。あふれる感謝の気持ちを言葉で表した。

出番が巡ってきたのは七回。バッテリーを組むのは、前の回から出場した同期入団の梅野だった。苦楽をともにした同僚のミットをめがけ、思い切り投げ込む。末包に対し、最後は力を振り絞った141キロの直球で空振り三振に。ここで交代が告げられ、藤川監督と抱擁。またしても同期の岩崎をマウンドに迎え入れた。

阪神一筋の左腕。先発でも中継ぎでも貢献した。自己最多の53試合に登板した2022年、オフに国内フリーエージェント権を行使せずに残留を決め、翌23年にリーグ優勝を果たせたことを「大きな財産」として胸に刻む。「全てが僕にとって、一生の宝物」。伝統球団で役割を全うしたプロ人生に後悔はない。

【時事通信社】 〔写真説明〕登板を終えて声援に応える阪神の岩貞=6日、甲子園 〔写真説明〕引退セレモニーで藤川監督(手前)と抱き合う阪神の岩貞=6日、甲子園 〔写真説明〕力投する阪神2番手の岩貞=6日、甲子園

2026年10月06日 22時53分


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