
大手コンビニが衣料や服飾雑貨のアパレル商品を強化している。出張や雨天など緊急時の「買い足し」需要が多かったが、デザインや素材を重視した商品を相次いで投入。「おしゃれ」を新たな来店動機につなげ、若年層の顧客獲得を狙う。
セブン―イレブン・ジャパンがタッグを組んだのはアパレル大手のアンドエスティ(東京)。若い女性に人気のある「ニコアンド」や「ローリーズファーム」のTシャツやシュシュ、季節限定のマフラーなどセブン限定の28商品を9月25日に全国で発売した。
セブン―イレブンによると、昨年度の来店者のうち約40%を50歳以上が占め、20代以下は約17%にとどまった。商品本部の渡辺純子氏は「長期的に成長し続けるためには、若年層の客獲得は必要不可欠」と強調。衣料品の売上高を2025年度の2倍に伸ばす。
衣料品をいち早く強化したのがファミリーマートだ。21年に有名デザイナーを起用した自社ブランドの「コンビニエンスウェア」の全国販売を開始。デザインや機能性にこだわった結果、靴下やハンカチなどが大ヒット。今年7月に都内にオープンした旗艦店には試着室も完備し、約300点を取り扱う。「『コンビニエンスウェア』があるからファミマに行くという明確な来店動機になっている」(広報)といい、26年度の売上高は前年度比1.5倍の300億円を目標に掲げる。
ローソンも4月から「無印良品」の衣料品の品数や売り場を拡大。9月29日に雑貨ブランド「BRUNO(ブルーノ)」とコラボした手袋などを発売した。
日本フランチャイズチェーン協会によると、コンビニ既存店の来店客数は14カ月連続の前年同月割れだ。人口減少や物価高など厳しい経営環境が続く中、アパレル商品の「目的買い」需要を創出し、店舗当たりの売上高を伸ばせるかが注目される。
【時事通信社】
〔写真説明〕セブン―イレブン・ジャパンがアンドエスティと共同開発し販売するアパレル商品を着用するスタッフ=9月8日、東京都千代田区(C)2026
SANRIO
CO.,LTD.APPROVAL
NO.L664055
〔写真説明〕セブン―イレブン・ジャパンがアパレル大手のアンドエスティと共同開発した服飾雑貨や衣料品=9月8日、東京都千代田区(C)2026
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CO.,LTD.APPROVAL
NO.L664055
〔写真説明〕オリジナル衣料品「コンビニエンスウェア」を取りそろえたファミリーマート初の旗艦店「FAMIMA
PARK
AZABUDAI」の衣料品売り場=7月9日、東京都港区
2026年10月03日 14時33分