関大の米沢友翔、経験を自信に=大学4年時に急成長―プロ野球・ドラフト注目の逸材(2)



全日本大学選手権でチームの優勝に貢献した経験が、プロ入りに向けての大きな自信となった。

6月14日の慶大との決勝で、関大の左腕、米沢友翔投手は5回無失点に抑えて勝ち投手となった。伸びのある直球が武器。この大会は4試合に先発し、3勝を挙げて失点はわずか2。初の全国の舞台で最高殊勲選手賞に選出され、「全国で自分の投球を披露できた」と声を弾ませた。

関大OBで元プロ野球阪急(現オリックス)投手の山口高志さんとの出会いがきっかけとなり、石川・金沢高から関大へ入学。山口さんからは、ピンチでもマウンド上で平常心を保つことの大切さを学んだ。昨夏まではけがに苦しんだが、「チームメートや山口さんが寄り添ってくれて、(心が)折れることはなかった」。めげずに練習を重ね、4年になってから急成長。関西学生春季リーグ戦の4月11日の関学大戦では1安打、無四球、13奪三振の完封でリーグ戦初勝利。4勝1敗、防御率1.31で最優秀選手(MVP)に選ばれた。

秋は開幕直前に左人さし指の水膨れが破れて出遅れ、本調子とは言えない投球が続いた。投球練習やランニングに重点的に取り組んで下半身の強化に努め、2日の近大戦は六回途中3失点。「真っすぐの質が秋の中で一番良かった」と振り返った。

運命のドラフト会議を迎える気持ちは「すごく楽しみ」。次なるステージに期待を込めた。

【時事通信社】 〔写真説明〕全日本大学野球選手権決勝の慶大戦に先発し、力投する関大の米沢=6月14日、神宮球場

2026年10月16日 07時13分


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