競歩池田向希の資格停止取り消し=ドーピング違反なしと裁定―CAS



スポーツ仲裁裁判所(CAS)は23日、世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット(AIU)」が、2021年東京五輪の陸上男子20キロ競歩銀メダルの池田向希(28)=旭化成=にドーピング違反で科した4年間の資格停止処分を取り消す裁定を下したと発表した。無効とされた23年6月20日以降の成績も認められ、池田は競技会に復帰できる。

池田は23年に採取された血液検体に異常が認められ、ドーピング違反の疑いが浮上。24年11月にAIUから暫定資格停止処分を科された。処分取り消しを求めたが認められず、AIUは25年2月に4年間の資格停止処分を発表。池田はCASに提訴した。

CASは池田側の生理学的、医学的な説明と、それを裏付ける証拠を認め、ドーピング違反をしていないと判断した。池田は旭化成を通じ、「まずは安堵(あんど)している。自分自身の権利と競技人生を守るため、正面から向き合ってきた。このような結論に至ったことは、一人のアスリートとして大きな意味を持つものと受け止めている。今後はこの経験を糧に競技に真摯(しんし)に向き合い、結果で応えられるよう努力していく」との談話を出した。

【時事通信社】 〔写真説明〕陸上男子競歩・池田向希選手

2026年10月23日 20時21分


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