【北京時事】中国国家統計局は17日、2024年の総人口が14億828万人に減少したと発表した。マイナスは3年連続で、前年から139万人減った。中国の総人口は、30年以上続いた産児制限の影響などにより、21年をピークに減少に転じた。少子高齢化が急速に進んでおり、今後さらに減る可能性が高い。
24年は出産に縁起が良いとされる辰(たつ)年だったため、出生数は954万人と、52万人増えた。プラスは8年ぶり。人口1000人当たりの出生数を示す出生率は6.77人となった。
【時事通信社】
〔写真説明〕中国・上海市内の通りを歩く人たち=2024年10月(AFP時事)
2025年01月17日 18時05分