佐々木朗希投手がドジャースへ=大谷、山本と同僚に―米大リーグ



【ニューヨーク時事】プロ野球ロッテからポスティングシステムを利用して米球界入りを目指していた佐々木朗希投手(23)が17日、大リーグのドジャースとマイナー契約を結ぶことになったと自身のSNSで発表した。「とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります」とつづった。

ドジャースには、日本代表が優勝した2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でチームメートだった大谷翔平、山本由伸が所属。当初から移籍先の有力候補に挙げられていた。複数の米メディアによると、契約金は650万ドル(約10億1000万円)。ロッテへの譲渡金はその25%の約2億5000万円になるとみられる。

160キロを超える速球などを駆使し、22年にプロ野球28年ぶりの完全試合を史上最年少の20歳5カ月で達成。実力や将来性が米球界で高く評価されていた。

一方で、25歳未満などの理由で契約額が制限されたマイナー契約しか結べないこともあり、資金力が劣る球団にも獲得のチャンスがあるとみられていた。代理人のウルフ氏によるとメジャー20球団が面談を希望。激しい争奪戦となった。

岩手・大船渡高から20年にドラフト1位でロッテに入団。昨季は自己最多の10勝を挙げ、通算29勝15敗、防御率2.10。

【時事通信社】 〔写真説明〕笑顔で写真に納まる2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の大谷翔平(前列右から2人目)と佐々木朗希(同3人目)ら。後列右端は山本由伸=2023年3月、東京ドーム 〔写真説明〕佐々木朗希(球団提供)

2025年01月18日 12時13分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース