公明、参考人招致に賛成=自民は反対―旧安倍派会計責任者



自民、公明両党の幹事長、国対委員長は28日、東京都内で会談し、旧安倍派会計責任者(当時)の衆院予算委員会での参考人招致を巡り協議した。招致実施が予算委で採決される場合、公明は賛成する方針を伝えた。自民は反対すると強調した。

自民派閥裏金事件を踏まえた参考人招致は立憲民主党など野党が要求し、2025年度予算案審議入りの条件としている。

公明の佐藤英道国対委員長は会談後、記者団に対し「円滑な予算委審議を進めるために自民として(裏金事件の)全容解明に努めてもらいたい」と表明。「参考人招致は不要と野党に思ってもらえるよう自民として自浄能力を発揮してもらいたい」とも求めた。

自公両党はこれまで参考人招致は「全会一致が原則」と確認していた。自民の坂本哲志国対委員長は記者団に「共同歩調を呼び掛けているので、残念だ」と述べた。

【時事通信社】 〔写真説明〕自民党の坂本哲志国対委員長(写真左)と公明党の佐藤英道国対委員長

2025年01月28日 11時57分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース