【北京時事】中国軍は3日、米軍と海上での偶発的衝突を避けるための実務者協議を上海で開催したと発表した。第2次トランプ政権発足後、米中の軍間対話が公になるのは初とみられる。
協議は2、3両日に行われた。中国軍は直前の1、2両日、台湾周辺で軍事演習を実施。米側は先に「武力による現状変更の試みへの反対」を表明しており、今回の協議で中国軍の威圧的行動を改めて非難したとみられる。
中国側は発表で、協議を「率直で建設的」と評価した一方、「米国の艦艇や航空機が中国方面の海空域で偵察や演習を行うことで、誤解や判断ミスを招きやすくなる。中国の主権と軍事的安全を危険にさらす」と主張。米軍の台湾海峡通過などを念頭に「中国軍はあらゆる挑発的行動に対し、領土主権と海洋権益を断固として守る」とけん制した。
【時事通信社】
〔写真説明〕台湾海峡を通過する米ミサイル駆逐艦「ハルゼー」=2024年5月、米海軍提供(AFP時事)
2025年04月04日 18時05分