【ワシントン時事】トランプ米政権による高関税の見直しを求め訪米している赤沢亮正経済再生担当相は27日、ラトニック商務長官と会談した。閣僚級の関税交渉は7回目。貿易相手国・地域に対する相互関税の上乗せ分の停止期限が7月9日に迫る。双方の国益にかなう合意に向けて精力的に調整を続ける方針だ。
ラトニック氏とは約65分間会談し、貿易拡大や非関税障壁、経済安全保障での協力などについて議論した。自動車や鉄鋼・アルミニウムへの追加関税などの見直しも求めたとみられる。ベセント財務長官との協議はなかった。
【時事通信社】
2025年06月28日 11時04分
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