10月都内物価、2.8%上昇=水道料金無償化の終了で―総務省



総務省が31日発表した10月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が111.0と、前年同月比2.8%上昇した。プラスは50カ月連続。都が実施している水道基本料金の無償化が終了したことに伴い、伸び幅が拡大した。

水道代は0.0%と横ばいとなった。基本料金の無償化で9月は34.6%と大幅なマイナスだった。

エネルギーは2.2%上昇。政府による電気・ガス料金補助が続いているものの、昨年の補助額よりも小さいため、電気代は3.2%、都市ガス代は1.1%、それぞれ上がった。

生鮮食品を除く食料は6.7%上昇。米類は40.0%上昇したが、伸び率は6カ月連続で縮小した。コメに関連した品目では、おにぎりが17.8%、外食のすしが14.5%のプラスだった。

【時事通信社】

2025年10月31日 13時34分

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