
フィギュアスケートの全日本選手権最終日は21日、ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねて東京・国立代々木競技場で行われ、女子フリーでショートプログラム(SP)首位の坂本花織(シスメックス)が1位の154.93点をマークし、合計234.36点で5年連続6度目の優勝を遂げた。銅メダルに輝いた前回の北京大会に続き、3大会連続の五輪代表に決まった。
ジュニアの島田麻央(木下グループ)がSPに続いてフリーも2位で、合計228.08点で2位に入った。千葉百音(木下グループ)が3位、中井亜美(TOKIOインカラミ)が4位。渡辺倫果(三和建装)は7位だった。
ペアは長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)が制した。三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は三浦の左肩負傷のため棄権。アイスダンスは吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)が連覇を果たした。
【時事通信社】
〔写真説明〕女子フリーで演技する坂本花織=21日、東京・国立代々木競技場
〔写真説明〕女子表彰式で笑顔を見せる(左から)2位の島田麻央、優勝の坂本花織、3位の千葉百音=21日、東京・国立代々木競技場
〔写真説明〕ペアで優勝し、メダルを手に笑顔を見せる長岡柚奈(左)、森口澄士組=21日、東京・国立代々木競技場
2025年12月21日 21時54分