
プロボクシングのトリプル世界戦が17日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王座統一戦で、正規王者の堤聖也(角海老宝石)は暫定王者で世界5階級制覇の実績を持つノニト・ドネア(フィリピン)に2―1で判定勝ちし、2度目の防衛に成功した。堤の戦績は13勝(8KO)無敗3分けとなった。
WBAライトフライ級王者の高見亨介(帝拳)は世界ボクシング機構(WBO)同級王者のレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)に1―2の判定で敗れ、2団体王座統一に失敗した。初黒星を喫した高見の戦績は10勝(8KO)1敗。
WBOフライ級タイトルマッチで、桑原拓(大橋)は王者のアンソニー・オラスクアガ(米国)に4回2分37秒TKOで敗れ、王座奪取はならなかった。桑原は14勝(9KO)3敗となった。
【時事通信社】
〔写真説明〕世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王座統一戦で防衛を果たした堤聖也=17日、東京・両国国技館
〔写真説明〕ライトフライ級2団体王座統一戦、サンティアゴに判定で敗れた高見亨介=17日、東京・両国国技館
〔写真説明〕世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトル戦で、王者のオラスクアガに敗れた桑原拓=17日、東京・両国国技館
2025年12月17日 22時50分