衆院解散、総選挙へ=27日公示、来月8日投開票―自維過半数焦点、中道挑む―与野党、戦後最短決戦に突入【26衆院選】



衆院は通常国会召集日の23日の本会議で解散された。衆院選は「27日公示、2月8日投開票」の日程で行われる。自民党と日本維新の会による連立政権発足後初の国政選挙で、与党が過半数を維持できるかが焦点だ。自維と新党「中道改革連合」はいずれも食料品の消費税率ゼロを掲げる。外国人政策も争点となる。与野党は事実上、選挙戦に突入した。

衆院選は石破茂政権下の2024年10月以来で、解散から投開票までは戦後最短の16日間となる。通常国会冒頭解散は1966年以来60年ぶり。2月の投開票は90年以来だ。

高市早苗首相(自民総裁)は衆院選について、維新との連立を巡り信を問う場と位置付けた。「責任ある積極財政」など政権の政策に支持を訴える。23日の党両院議員総会では「前回衆院選の公約に書いていなかった政策を問い、審判をいただいた上で、国会の場で議論していこう」と呼び掛けた。

中道など野党は政府の物価高対策への対案をアピールする。自民が派閥裏金事件に関わった候補者を公認した点を批判。企業・団体献金の規制強化も主張し、「政治とカネ」に焦点を当てる方針だ。高市政権の保守寄りの政策の是非も有権者に問い掛ける。

中道の野田佳彦共同代表は国会内で記者団に「『生活者ファースト』、平和主義を訴え、賛同してもらえるよう全国を走りたい」と語った。

各党は小選挙区289、比例代表176の計465議席を争う。首相は勝敗ラインを与党で過半数の233に設定し、「進退を懸ける」と言明した。高い内閣支持率を背景に基盤の強化を狙う。

解散直前に立憲民主党と公明党が合流して結成された中道は政権批判票の受け皿を目指す。国民民主党や参政党などがどの程度支持を集めるかも注目される。

政府は午前9時15分からの閣議で衆院解散を決定。解散詔書に天皇陛下の署名・押印を得た後、午後1時からの衆院本会議で額賀福志郎議長が詔書を朗読した。政府はこの後の臨時閣議で、衆院選日程を正式決定した。

【時事通信社】 〔写真説明〕衆院が解散され、万歳する前議員ら=23日午後、国会内 〔写真説明〕衆院が解散され、起立する高市早苗首相=23日午後、国会内 〔写真説明〕衆院が解散され、厳しい表情で起立する(右から)中道共同代表の野田佳彦氏、斉藤鉄夫氏ら=23日午後、国会内

2026年01月23日 18時08分


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