
【ワシントン時事】高市早苗首相とトランプ米大統領は19日(日本時間20日)の会談で、台湾問題を巡り中国をけん制した。首相は北朝鮮による日本人拉致問題の解決への協力を求め、トランプ氏は全面的に支持すると表明した。
日米首脳は「台湾海峡の平和と安定は地域の安全保障と世界の繁栄に不可欠」との認識を確認。「対話を通じた平和的解決を支持する」として、力による一方的な現状変更の試みに反対する考えを改めて示した。
両首脳は「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進を確認し、中国や北朝鮮対応で連携することで一致。トランプ氏は日中が「少し緊張感のある関係」だと指摘しつつ、中国の習近平国家主席と会談すれば日本を称賛すると述べた。
北朝鮮の「完全な非核化」を目指して関与を続けることも申し合わせた。首相は拉致解決へ「私自身が金正恩氏(朝鮮労働党総書記)と直接会う、その気持ちが非常に強い」と伝えた。
【時事通信社】
〔写真説明〕ホワイトハウスで会談する高市早苗首相(右から2人目)とドナルド・トランプ米大統領(右端)=19日、アメリカ・ワシントン
2026年03月20日 15時09分