
【ベルリン時事】ハンガリーで12日、議会(一院制、定数199)選挙が行われ、即日開票された。選管によると、開票はほぼ終了し、中道右派の新興野党「ティサ(尊重と自由)」が議席の3分の2を上回る見通し。右派与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」を率いるオルバン首相は党集会で敗北を認めた。16年ぶりの政権交代が確実な情勢だ。
次期首相と目されるティサのマジャル・ペーテル党首(45)は大勢判明後の集会で、「ハンガリーを解放し、祖国を取り戻した」と勝利を宣言。欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の「強力な味方になる」と述べ、現政権下で対立した欧州諸国との関係改善を約束した。一方、オルバン氏は支持者を前に「選挙結果はつらいものだが、明白だ」と述べた。
ハンガリーでは、1998~2002年に首相を務め、10年に再任されたオルバン氏が権威主義的な体制を構築。ロシア産エネルギーに依存しつつウクライナ支援に反対するなどEUの主流派と鋭く対立した。ハンガリーの政権交代は、欧州にとっても転機となる。
【時事通信社】
〔写真説明〕12日、ブダペストで演説するハンガリーのオルバン首相(中央)(AFP時事)
〔写真説明〕12日、ハンガリーの首都ブダペストで、議会選挙で大勝し、国旗を振る中道右派の新興野党「ティサ(尊重と自由)」のマジャル・ペーテル党首(AFP時事)
2026年04月13日 12時39分