中国念頭「輸出規制に懸念」=日豪首脳、経済安保で共同宣言



【キャンベラ時事】高市早苗首相は4日(日本時間同日)、オーストラリアの首都キャンベラの連邦議会でアルバニージー首相と会談した。両首脳は「経済安全保障協力に関する日豪共同宣言」を発表。中国によるレアアース(希土類)を活用した経済的威圧を念頭に「重要鉱物に対する輸出規制に強い懸念を表明する」と盛り込んだ。

高市首相は会談で「進化した『自由で開かれたインド太平洋』のビジョンの下、日豪で地域の安定に向け先導していきたい」と述べた。アルバニージー首相は「この地域に平和、安定と安全保障をもたらすということにお互い取り組むことが重要だ」と語った。

共同宣言は日豪両国について「経済安保上の緊急事態に関し、情報を共有し、相互に協議するとともに、対応措置を検討する」と明記。強靱(きょうじん)な供給網を経済安全保障の中核と指摘し、重要鉱物や食料など主要物資の確保に共に取り組むとうたった。

【時事通信社】 〔写真説明〕握手する高市早苗首相(右)とオーストラリアのアルバニージー首相=4日、キャンベラ(EPA時事)

2026年05月04日 12時38分


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