ネパール、埋もれた発電所で2人救出=土石流発生から9日ぶり―死者1318人に



【ニューデリー、北京時事】ネパールと中国の国境地帯で起きた土石流災害で、土砂に埋もれた水力発電所トンネル内から4日、男性技術者2人が9日ぶりに救出された。他に生存者がいるとの情報もあり、ネパール当局は捜索を急いでいる。

首相府によれば、救出された30代の男性は容体が安定しており、もう1人の40代は重体。いずれも病院に運ばれ治療を受けている。

ネパールでは川沿いの複数の発電所トンネルが被災し、多数の作業員らが内部に閉じ込められた。中国やインドの専門チームも加わり救難活動が続いているものの、入り口が岩にふさがれ難航している。

ネパール災害対策当局は4日、同国で確認された死者が少なくとも1287人に達したと発表。中国国営新華社通信も同日、中国側の死者が31人に増えたと報じ、犠牲者は両国合わせて1318人になった。行方不明者は両国合計で5600人を超えている。

収容された遺体の大半は損傷が激しく、身元の特定が進んでいない。日本政府は4日、国際緊急援助隊・専門家チームをネパールに派遣。身元確認を支援する。

【時事通信社】 〔写真説明〕4日、ネパール中部ラスワ郡で、閉じ込められていた水力発電所のトンネル内から救出された生存者(同国準軍事組織提供・時事) 〔写真説明〕ネパール中部ラスワ郡でトンネル内に閉じ込められた人を捜索する軍関係者=8月31日(ネパール軍提供・AFP時事)

2026年09月04日 21時41分


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