
【ニューヨーク時事】週明け14日のニューヨーク金融・債券市場で、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが一時、2023年10月下旬以来約3年ぶりに5%台に達した。原油相場の高騰などを背景にインフレ懸念が強まり、連邦準備制度理事会(FRB)が今週利上げに踏み切るとの見方が広がる中、債券売りが膨らんだ。
14日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物市場で、米国産標準油種WTIは前週末終値比1.34ドル高の1バレル=101.39ドルで取引を終えた。イランとオマーンが、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の通航管理に関する会議開催の延期を発表したほか、サウジアラビアの原油パイプライン稼働停止を受け、一時105ドル近くまで上昇した。
10年債利回りは一時5.01%まで上がった。ただ、トランプ大統領がSNSで、ウクライナとロシアが互いのエネルギー施設を攻撃しないことで合意したと述べた上、米国との合意をイランが望んでいると投稿すると、原油相場上昇は一服。10年債利回りも一時4.93%に急低下した。ただ、取引終盤にかけて4.99%に反発した。
【時事通信社】
〔写真説明〕ベセント米財務長官=9日、テキサス州ダラス(AFP時事)
〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)のビル=ワシントン(EPA時事)
2026年09月15日 08時44分