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「桜」追及、疑問残し越年へ=文書廃棄が壁、招待者など未解明―国会



今国会最大の争点となった「桜を見る会」をめぐる問題は、多くの疑問点が解明されないまま、9日の会期末を迎える。政府・与党は野党の会期延長要求に応じない構え。野党側は閉会後も来年1月召集の通常国会へ向け追及を続ける方針だが、手詰まり感も漂う。

11月8日の参院予算委員会で共産党がこの問題を取り上げて以来、疑問は深まり続けた。安倍晋三首相の後援会や首相夫人である昭恵氏の関与、反社会的勢力とされる人物の参加などが次々と指摘され、政府は釈明に追われた。

悪質な商法で摘発された「ジャパンライフ」の元会長が2015年の桜を見る会に招待され、首相名の招待状が宣伝に使われていたことも判明。首相は2日の参院本会議で、元会長との関係を否定したものの、元会長を誰が推薦したのかは「個人情報」として明かさなかった。

野党は、招待状に記された区分番号「60」が首相や昭恵氏の推薦枠を示しているとみて追及。これに対し、菅義偉官房長官は「(照会できる)情報を保有していない」と回答を拒み、当時の担当者からの聴取も「時間がたっているので難しい」と消極姿勢を示したままだ。

解明が進まない最大の原因は、政府側がいずれのケースでも「資料を廃棄した」と主張しているためだ。内閣府は1月に電子データをサーバーで集中管理するシステムに変更。バックアップ用のデータも最大8週間で自動消去される仕様のため、紙の文書が廃棄されると検証は極めて困難になっている。

主要野党は6日、国会内で「桜を見る会」追及本部のヒアリングを開催。招待者名簿の電子データを消去したとされる日時を裏付ける情報などの開示を求めた。しかし、内閣府は「きちんとルールにのっとり削除した」と繰り返し、提出を拒んだ。

野党は国会閉会後もヒアリングを開き、追及を続ける方針だ。ただ、6日の会合に出席した議員からは「内閣府がゼロ回答では、これ以上進まない」と、解明が進まずいら立ちの声も漏れた。

【時事通信社】

2019年12月06日 18時12分

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