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ロッテ創業の重光武雄氏死去、98歳=日韓で幅広く事業展開



【ソウル時事】菓子やホテル、プロ野球球団など日韓で幅広い事業を展開しているロッテグループの創業者、重光武雄(韓国名・辛格浩)氏が19日、ソウル市内の病院で死去した。98歳だった。

重光氏は現在の韓国南東部・蔚山出身。1948年にロッテを設立し、代表取締役社長に就任。ガムをはじめとした食品、流通業などを手掛けた。

65年の日韓国交正常化を受けて、67年に韓国でロッテ製菓を立ち上げた。食品、流通、観光だけでなく、石油化学などにも事業を拡大した。

2009年に日本のロッテ会長となった。その後韓国ロッテグループの総括会長も兼ね、日本事業は長男の重光宏之(同・辛東主)氏、韓国事業は次男の昭夫(同・辛東彬)氏が事実上担当した。

15年に日本の中核会社ロッテホールディングス(HD)の副会長を務めていた宏之氏が解任され、武雄氏も代表権のない取締役名誉会長に退き、昭夫氏が日韓の事業を総括する「ワントップ」体制となった。これに反発した宏之氏が武雄氏の委任を受け原状回復を求める訴訟を起こすなど、経営権をめぐる対立が続いていた。

武雄氏は17年、ロッテの裏金事件で実刑判決を受けた。健康上の理由などで身柄の拘束は見送られ、最近は入退院を繰り返していた。

【時事通信社】 〔写真説明〕重光武雄氏(EPA時事)

2020年01月19日 20時39分


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