航空自衛隊と米軍の戦闘機が25日に共同訓練を行い、米軍機が模擬爆撃を実施したことが分かった。複数の関係者が27日明らかにした。訓練は北朝鮮による弾道ミサイル発射と中国・ロシア軍機の日本周辺での共同飛行を受けたもので、日米の抑止力・対処力を示す狙いがある。
防衛省などによると、訓練には空自第2航空団(北海道千歳市)所属のF15戦闘機4機と、米軍第35戦闘航空団(青森県三沢市)所属のF16戦闘機4機が参加。8機は日本海で編隊を組み共同飛行した後、それぞれの基地に戻り、米軍機は射爆場で模擬爆撃を実施した。
【時事通信社】
〔写真説明〕日本海上空を共同飛行する日米の戦闘機=25日(防衛省提供)
2022年05月27日 14時51分