【ワシントン時事】ベセント米財務長官は19日、CNBCテレビのインタビューで、ロシアが「経済的な側面」からウクライナ侵攻終結を望んでいる可能性があるとの見方を示した。ロシアの景気は戦時経済に伴う需要増で好調だったが、今年は急失速すると予想されている。
ベセント氏は「(ロシアとウクライナの)双方が恐ろしい衝突を終わらせる用意がある」と分析。「プーチン・ロシア大統領が終結を望む理由の一つは、経済的な側面だ」と強調した。トランプ米大統領は18日、ウクライナのゼレンスキー大統領や欧州首脳と会談し、戦争終結について協議した。
〔写真説明〕15日、米アラスカ州アンカレジで米ロ首脳会談に陪席したベセント財務長官(AFP時事)
2025年08月20日 18時01分