東京株、最高値4万3714円=米利下げ・業績改善に期待



週明け18日の東京株式市場は、米国の早期利下げ観測などを背景に買いが優勢となり、日経平均株価は前週末比336円00銭高の4万3714円31銭と、史上最高値を更新した。国内企業の業績改善期待にも支えられ、一時は456円81銭高の4万3835円12銭と、取引時間中の最高値も記録した。

プライム銘柄の約7割が値上がりし、東証株価指数(TOPIX)は13.28ポイント高の3120.96と、前週末に続いて最高値を更新した。市場関係者は「企業業績の改善期待が広がっている」(大手証券)と指摘。このところの上昇相場の中で「買い遅れた投資家の資金が流入した」(中堅証券)との声も聞かれた。

ただ、日経平均は約2週間で3500円近く上昇。「短期的には過熱状態だ」(ネット証券)と、高値警戒感が一段と強まっている。

【時事通信社】 〔写真説明〕史上最高値を更新した日経平均株価の終値を示すモニター=18日午後、東京都中央区

2025年08月18日 17時22分


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